マニュ・モーガン

「フレンチ・カフェ・ミュージック〜パリ! パリ! パリ!〜」

Manu Maugain "French Cafe Music ~Paris! Paris! Paris!~"

マニュ・モーガン「フレンチ・カフェ・ミュージック〜パリ! パリ! パリ!〜」
情感あふれるアコーディオンの調べ、こころ踊るスウィングのリズム!
パリをテーマにした曲ばかりを収録した、フレンチ・アコーディオン・アルバムの注目作!

マヌーシュ・スウィング・ギターの名手ロマーヌ、大ヒットアルバム「パリ・ミュゼット」参加のアコーディオン奏者エリック・ブーヴェルがゲスト参加!


■アルバム内容

フランスを代表するアコーディオン奏者の1人であり、執筆したアコーディオン教則本が20年以上に渡りフランスでベストセラーを続けているマニュ・モーガンが、パリをテーマにした楽曲ばかりを収録したアルバムをリリースします。14曲のスタンダードナンバーに加えて、オリジナル曲を2曲収録しています。オリジナル曲のうち「パリ!パリ!パリ!」はパリへの賛歌、永遠の花の都パリに捧げるラヴソングとなっており、まさにパリへの愛に溢れた楽曲です。
本アルバムは華やかなスウィングのリズムが基調になっています。
リズムギターにMathieu Châtelain(マチュー・シャトラン)、コントラバスにLaurent Delaveau(ローラン・ドゥラヴォー)、ドラムにPascal Basile(パスカル・バジル)を迎え、さらにゲストプレイヤーとしてマヌーシュ・スウィング・ギターの名手ROMANE(ロマーヌ)、また大ヒットアルバム「パリ・ミュゼット」にも参加しているアコーディオン奏者Éric Bouvelle(エリック・ブーヴェル)、ヴォーカルにはSandra Bouvelle(サンドラ・ブーヴェル)を迎えました。
軽やかなアコーディオンの調べと共に、パリの散歩をお楽しみくだい。

■本作に寄せて

パリ……それは世界で最も美しい都市ではないだろうか?
このアルバムは非常に美しい曲構成によって、パリの町とマヌーシュ(ロマ)の人々に捧げられています。
——マニュ・モーガン

マニュ・モーガンからのメッセージ

◆対訳◆
皆さんこんにちは、マニュ・モーガンです。私はプロ・アコーディオン奏者です。
フランス語を現在学習中の方々、そして、すでにフランス語をよくご存知の方々、全ての日本の皆様へ御挨拶を申し上げます。
この度、日本の素晴らしいレーベル、リスペクトレコードから発売される私の新作CD「パリ!パリ!パリ!」のプロモーションのために、5月7日から12日にかけて来日することになりました。
皆さまのおかげで再来日を果たせたことを、心より感謝致します。


■収録曲

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1. J’aime Paris au mois de Mai(5月のパリが好き)
シャルル・アズナヴールの大ヒット曲で、パリのセーヌ川岸をそぞろ歩きするかの様な雰囲気を持っています。
2. Sous le ciel de Paris(パリの空の下)
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の映画「巴里の空の下セーヌは流れる」の挿入歌です。
3. Sur les quais du vieux Paris(古きパリの岸辺で)
ラルフ・エルヴァン作曲のシャンソンで、リュシエンヌ・ドリールやジャン・サブロンがヒットさせました。
4. Django à Paris(パリのジャンゴ)
本作のためにマニュ・モーガンとエリック・ブーヴェルが書き下ろしたオリジナル曲です。パリの街角でジャンゴ・ラインハルトが演奏する様が目に浮かびます。
5. Les Champs-Élysées(オー・シャンゼリゼ)
フランスの歌手ジョー・ダッサンが1969年に発表した大ヒット曲です。
6. Paris, Je t’aime d’amour(わが愛するパリ)
モーリス・シュヴァリエの歌唱で知られる1930年発表のシャンソンです。
7. Sous les ponts de Paris(パリの橋の下)
ヴァンサン・スコットが1913年に作曲した愛らしいワルツです。
8. Paris canaille(パリ野郎)
歌手のレオ・フェレが作曲し、1953年に発表しました。イヴ・モンタンのカヴァーでも有名です。
9. Ça c’est Paris(サ・セ・パリ)
1926年にムーラン・ルージュで行われたレヴュー「サ・セ・パリ」の中で歌われた同名曲です。
10. À Paris(パリで)
フランシス・ルマルク作詞・作曲のこの曲はイヴ・モンタンが歌い有名になりました。
11. La romance de Paris(パリのロマンス)
歌手シャルル・トレネの歌唱で有名なこの曲は1941年公開の同名映画の主題歌です。
12. Paris sera toujours Paris(いつものパリ)
モーリス・シュヴァリエの歌唱で知られる1939年に書かれたシャンソンです。ZAZの歌唱でも近年話題となりました。
13. Fleur de Paris(パリの花)
8月25日はパリ解放の日(Libération de Paris)です。この曲は「パリ解放の賛歌」として人々に愛されて来た曲です。
14. Mademoiselle de Paris(パリのお嬢さん)
映画「パリのスキャンダル」の劇中歌として、ジャクリーヌ・フランソワが歌いました。
15. I love Paris(アイ・ラヴ・パリ)
コール・ポーター作のこの曲はミュージカル「カン=カン」の主題歌としても有名です。
16. Paris ! Paris ! Paris !(パリ! パリ! パリ!)
マニュ・モーガン作詞、エリック・ブーヴェル作曲、エリックの奥さんであるサンドラの歌唱による、本作のためのオリジナル曲です。“パリ!パリ!愛のパリ! あの道もこの道も目をみはるほど”と歌われています。

①〜⑮:インストゥルメンタル
⑯:ヴォーカル入り
④⑯:オリジナル曲/マニュ・モーガン&エリック・プーヴェルのアコーディオンデュオ



■マニュ・モーガン プロフィール

1971年、フランス・ポンタルリエに生まれる。10歳でアコーディオンを本格的に始め、13歳には奏者としてダンスホールで演奏を行う。15歳の時ジルベール・ブロカールのクラスに入ったことが、後にボタン・アコーディオン教育の中で重要な運指の習得、またヴァルス・スウィングやマヌーシュ・スウィングに出会うきっかけとなる。
父がアコーディオンクラブの代表であったため、若くしてダニエル・コラン、アンドレ・ベルシュランなど著名な奏者と共演する機会を得る。1991年にはフランス全土のアコーディオン連盟杯で優勝、共和国大統領賞とSACEMの最優秀賞を受賞。1992年にはアコーディオン世界大会のファイナリストとなる。またマルセル・アゾラに勧められ21歳より執筆を始めたアコーディオン教則本はフランスにて20年以上に渡るベストセラーになる。1995年に開校した音楽学校で、アコーディオン、ピアノ、サックス、ドラム、ギターなど多岐に渡る音楽教育に情熱を傾ける一方で、フランス国内、海外でも数多くのフェスティバルにアコーディオン奏者として参加している。
2017年には東急・自由が丘駅88周年記念イベント、目黒パーシモン小ホールでのコンサート、CD「さくらすりじえ」の発売を含む“花のアコーディオン・コンサート”シリーズで待望の来日を果たす。