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RES-218 ¥2,400(本体価格)+税 2012年11月14日発売 POS 4525506001758

ナポリ・マンドリン・オーケストラ
「チャオ! クリスマス~マンドリンによる至福のイタリアン・クリスマス~」

マンドリン・オーケストラが奏でる美しきクリスマス・アルバム。

アルバム|曲解説|ボーカル曲には歌詞・対訳付き|2012年7〜8月ナポリにて録音

■アルバム内容
全編マンドリンによるクリスマス・アルバムは世界初!聖なる調べをお楽しみ下さい。

ナポリを代表するマンドリン・オーケストラによるクリスマス・アルバムです。収録曲はイタリア語の歌唱による「ホワイト・クリスマス」「サイレント・ナイト」から、グリーン・スリーヴスのアレンジ曲でイタリア語の歌唱による「御使いうたいて」。そしてなんと言っても聴き所は、日本にはほとんど紹介されることがなかったナポリのクリスマスソングです。
本作の制作意図の1つは、マンドリンの故郷ナポリのクリスマス・ソングを伝える事です。また、収録曲の歌詞はナポリ語で歌われており、その点でもナポリに対するこだわりが感じられます。さらに、マンドリンが主役のクリスマスアルバムがなかった事から、マンドリンの魅力をより多くの方に伝える意味でも、クリスマスアルバムにトライしてみようと思い立ちました。
クリスマスの雰囲気にマンドリンの調べは非常に合うことがお解り頂けると思います。“マンドリンの伝道師”ナポリ・マンドリン・オーケストラによる素敵なクリスマスアルバムをお楽しみ下さい。
 

■収録曲 収録時間(56:49)

 
1. Stille Nacht - Notte Silente(サイレント・ナイト)

ドイツ原語では「シュティーレ・ナハト」と良い、イタリア語では「ノッテ・シレシテ」と言います。日本では「清しこの夜」のタイトルで知られています。美しいマンドリンのアンサンブルに乗せて歌われるのは、ナポリ語による歌詞です。
2. Christmas in Amalfi(アマルフィのクリスマス)
本作のために書き下ろされた新曲です。元々この曲には「私たちのお父さん(=キリスト)」というタイトルが付けられていました。
3. White Christmas - Bianco Natale(ホワイト・クリスマス)
イタリア語では「ブランコ・ナターレ」と言われているこの曲も、ナポリ語による歌唱です。
4. Quanno nascette Ninno(御子産まれし時)
18世紀に作られたナポリ語による聖歌で、その後イタリア語の「あなたは空から降りてくる(Tu Scendi Dalle Stelle)として書き換えられ、大変ポピュラーな曲となりました。
5. Visioni Natalizie(誕生日の幻影)
この曲のジャンルはパストラーレ(牧歌)となります。パストラーレとは、イタリアではバロック時代の伝統的なクリスマス音楽の旋律を想起させるものを言います。
6. What Child is this(御使いうたいて)
イングランド民謡の「グリーン・スリーブス」のメロディーをベースに歌詞を付けた、クリスマス・キャロルです。この曲もナポリ語で歌われています。
7. Pastorale di Barbella(バルベッラのパストラーレ)
5曲目と同じくパストラーレです。18世紀の有名な作曲家エマニエール・バルベッラの作品です。
8. 'A Nurena(ア・ヌーヴェナ~クリスマスの祈り~)
ナポリではとても有名な曲で、セルジョ・ブルーニのヒットを筆頭に、多くのシンガーが取り上げています。
9. Pastorale - Largo dal "Christmas Concerto" Op.6 No 8
(クリスマス・パストラーレ~クリスマス協奏曲より~)
この曲はオーケストラで演奏される事が多いのですが、今作で初めてマンドリンによる演奏が披露されました。このパストラーレは「キリスト降誕の夜のために」と記されています。
10. A la nanita nana (ナニータ・ナナ/おちびちゃんの子守唄)
18世紀に作られたスペイン語の子守歌です。本作ではスペイン語をナポリ語に変えて歌われています。
11. Natum Vidimus (われら新たに生まれたる者を見たり)
18世紀の作曲家カルミネ・ジョルダーノによるクリスマス・モテット(宗教曲)です。
12. Lacrime Napulitane (ナポリの涙)
ミーナ、セルジョ・ブルーニなど、多くのシンガーが取り上げているこの曲には、遠く祖国を思う気持ちが込められています。ナポリ語で歌われています。
13. Campanelle (カンパネッレ)
カンパネッレとは、教会の鐘の鳴る音を指すイタリア語です。今作の為の新曲です。
14. Christmas Medley(クリスマス・メドレー)
Jingle Bells / Jingle Bell Rock / Santa Claus is Coming to Town / Happy Christmas ~War is Over~
(ジングルベル/ジングルベル・ロック/サンタが街にやって来る/ハッピー・クリスマス~戦争は終った~)
アルバムのラストはお馴染みのクリスマス・メドレーです。マンドリンの軽やかな演奏がとても美し仕上がりです。



■参加ミュージシャン
ボーカル:
Lello Giulivo レッロ・ジュリーヴォ(8,10,12曲目)

映画「パッション」で俳優として好演したレッロはまた、ロベルト・デ・シモーネ(ナポリ音楽界の重鎮)に師事し、ナポリ音楽シーンの中心で活躍してきた人物です。
Loredana Nocerino ロレダーナ・ノチェリーノ(1.3.6曲目)
ナポリで活躍中のソプラノ歌手です。ナポリ・マンドリン・オーケストラの前作アルバムでも、素晴らしい歌を聴かせてくれています。
Brune Selo ブルネッラ・セロ(4曲目)
ロベルト・デ・シモーネに師事し、いくつかの作品でレッロ・ジュリーヴォとも共演しています。本作4曲目の素晴らしい歌唱が印象に残ります。

ナポリ・マンドリン・オーケストラ

Mandolini primi: Mauro Squillante, Gaetano Ariani, Adolfo Tronco
Mandolini secondi: Carla Senese - Gianluca Campanino - Ciro Marraffa
Mandole: Enrico Capano - Alessandro Pignalosa
Violoncello,Mandoloncello,Calascione:Leonardo Massa
Contrabbasso: Dario Franco
Basso Acustico: Proto Zorro
Chitarra: Lorenzo Marino
Chitarra Acustica: Gaetano Marino
Clavicembalo: Debora Capitanio
Arpa: Stella Gifuni
Clarinetto: Vittoriana Di Grazia
Flauto,Whistle: Roberto Natullo, Prime Parti

■ナポリ・マンドリン・オーケストラ プロフィール
イタリア・ナポリで生まれた楽器マンドリン。マンドリンの教育機関として、1929年にナポリ・マンドリン・アカデミーが設立されました。その後紆余曲折があり、一時閉鎖されますが、1992年ナポリ・マンドリン・オーケストラのコンサートマスターでもあるマウロ・スクイッランテ(現学長)、並びにアートディレクターであるレオナルド・マッサの尽力により活動を再開します。このナポリ・マンドリン・アカデミーの精鋭たちを中心に編成されたのがナポリ・マンドリン・オーケストラです。同オーケストラは編成をオーケストラにしたり室内楽にしたりして、変化に富んだ活動を展開しており、世界中(ニューヨーク・ドイツ・フランス・イギリス・モロッコ・イスラエル、南アフリカなど)で演奏を披露しています。
現在はサンカルロ歌劇場やサンピエトロ・ア・マジェラ音楽院と言ったナポリでも重要な音楽学校と提携を結び、これらの学校に於いてマンドリンクラスを立ち上げることにも成功しています。 
2003年ファースト・アルバム(日本では2006年に「カフェ・ナポレターナ」としてリリース)、
2008年5月セカンドアルバム「マンドリン・プレイズ・オペラ」をリリース。
2009年ルチャーノ・カタパーノをゲスト・ボーカルに迎えて「ナポリ、愛の歌〜永遠のカンツォーネ名曲集〜」をリリース。
2011年には、「イタリア、愛の歌〜永遠のカンツォーネ名曲集〜」をリリースし大好評を博する。
   
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